目次
このレッスンでは、英語の骨格となる「目的語」について勉強します。
1.目的語とは「誰を」「誰に」「何を」「何に」にあたる言葉
2.例題で目的語をもっと理解しよう!
3.目的語の練習問題!
4.目的語の練習問題の解答
※当サイトでは、たとえば「主部」を「主語」などとしています。正確には違いますし、国文法(国語の文法)とはちがうところもありますが、わかりやすくするために「敢えて」このようにしているので、あらかじめ、ご了承ください。
目的語とは「誰を」「誰に」「何を」「何に」にあたる言葉
目的語は、主語と同様、文型を理解する上で重要です。
読み飛ばさず、しっかり勉強してくださいね!
というわけで、例題です。
例題1
「私は、犬を飼っている。」の文に着目してください。
私は「何を」飼っているのだと思いますか?
そうですね。
「犬を」飼っているのですね。
このように、文の中で「誰を」「誰に」「何を」「何に」にあたる部分を目的語と言います。
文で目的語を探すとき、「誰を?」「誰に?」「何を?」「何に?」と自分で自分に問いかけてみるといいですよ。
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例題で目的語をもっと理解しよう!
例題を解いてみてください。
例題2
「彼は青い花を買った。」の文に着目してください。
彼は「何を」買ったのでしょうか?(目的語を見つけてください。)
「花を」と思った人がいるかもしれませんが、主語のところと同じです。
「花を」にすると、彼は赤い花を買ったのか、黄色い花を買ったのか、青い花を買ったのかわかりません。
「花を」にすると、どんな花を買ったのかわからない!
よって、答えは「青い花を」になります。目的語を[花を]だけではなくて、[青い+花を]とカタマリで、とらえるようにしてください。
本当は「黄色い」は修飾語(形容詞)、目的語は「花を」です。「カタマリ」で見てほしいので、当サイトでは敢えてこのように解説しています。
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目的語の練習問題!
練習問題を解いてみましょう!
練習問題1
下の文から目的語を抜き出してください。
1.彼は私のおじが好きです。
2.私は赤い花を買った。
3.彼の父親は、息子を叱った。
練習問題2
下の文から目的語を抜き出してください。
1.私は、あそこで走っている少年が好きです。
2.彼女は、あの赤い花を売った。
3.彼は先生です。
目的語の練習問題の解答
練習問題は難しかったでしょうか。
もし、以下の解答をみて、間違えているところがあれば、しっかり復習することをお勧めします。
例題1
1.答え:私のおじが
※)「〜が」の形でも目的語になる場合もあります。
2.答え:赤い花を
※)「花を」を答えにしてはいけません。
3.答え:息子を
練習問題2解答
1.答え:あそこで走っている少年が
※)「少年が」や「走っている少年が」を答えにしてはいけません。
2.答え:あの赤い花を
※)「花を」を答えにしてはいけません。
3.答え:文に目的語はありません。
※)詳しくは後で学習しますが、目的語がない文もあります。