目次
このレッスンでは、英語の土台になる「文型」について学習します。まずは日本語で理解を深めます。
1.文型は5種類!まずは日本語で考えよう!
2.第一文型は「主語+動詞」(日本語)
3.第二文型は「主語+=+補語」(日本語)
4.第三文型は「主語+目的語+動詞」(日本語)
5.第四文型は「主語+目的語1+目的語2+動詞」(日本語)
6.第五文型は「主語+目的語+補語+動詞」(日本語)
7.5つの文型をしっかり覚えよう!
8.文型の練習問題
9.文型の練習問題の解答
※当サイトでは、たとえば「主部」を「主語」などとしています。正確には違いますし、国文法(国語の文法)とはちがうところもありますが、わかりやすくするために「敢えて」このようにしているので、あらかじめ、ご了承ください。
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文型は5種類!まずは日本語で考えよう!
今まで「主語」「動詞」「目的語」「補語」について学習してきました。
なぜ勉強してきたのでしょうか。
それは文型を学習するためです。
文型は、英語でもっとも重要なところといっても過言ではありません。
そこで、しっかり理解できるようにするため、「主語」「動詞」「目的語」「補語」について学習してたわけです。
というわけで、ここでは文型を学習します!
しっかり読んで、完全に理解しましょう。
しっかり理解するためにも、「補語って、何だっけ?」などと、少しでも不安があれば前のレッスンに戻りましょう!
第一文型は「主語+動詞」(日本語)
例題を解いてみましょう!
例題1
「彼は走っている。」から、主語、動詞、目的語、補語を見つけてください。
今までのレッスンでしっかり勉強していればわかりますよね。
主語 | 動詞 |
彼は | 走っている |
「主語+動詞」の形になっています。
「主語+動詞」の形になっている文のことを、英語では第一文型の文といいます。
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第二文型は「主語+=+補語」(日本語)
例題を解いてみましょう!
例題2
「彼は先生です。」から、主語、動詞、目的語、補語を見つけてください。
今までのレッスンでしっかり勉強していればわかりますよね。
主語 | 補語 |
彼は | 先生 |
主語と補語には「=」の関係があったので、当サイトではつぎのようにします。
主語 | = | 補語 |
彼は | = | 先生 |
「主語+=+補語」の形になっています。
このように「主語」と「補語」からできている文を、英語では第二文型の文といいます。
ちなみに、第二文型は、英語では「主語+(be)動詞+補語」の語順になります。これについては今後学習するので、今は「主語と補語からできている文を第二文型の文というんだ」くらいの理解で構いません。
余裕があれば、日本語では「主語+=+補語」の語順、英語では「主語+be動詞+補語」の語順になると覚えておくといいでしょう(どういうことなのかや、be動詞とは何かについては、後のレッスンで詳しく説明します)。
第三文型は「主語+目的語+動詞」!
例題を解いてみましょう!
例題3
「彼女はテニスをしています。」から、主語、動詞、目的語、補語を見つけてください。
今までのレッスンでしっかり勉強していればわかりますよね。
主語 | 目的語 | 動詞 |
彼は | テニスを | しています |
「主語+目的語+動詞」の形になっています。
このように「主語」「目的語」「動詞」からできている文を、英語では第三文型の文といいます。
ちなみに、第三文型の文は、英語では「主語+動詞+目的語」の語順になります。これについては今後学習するので、今は「主語、動詞、目的語からできている文を第三文型の文というんだ」くらいの理解で構いません。
余裕があれば、日本語では「主語+目的語+動詞」の語順、英語では「主語+動詞+動詞」の語順になると覚えておくといいでしょう(どういうことなのかは、後のレッスンで詳しく学習します)。
第四文型は「主語+目的語1+目的語2+動詞」!
例題を解いてみましょう!
例題4
「彼女は妹に本をあげた。」から、主語、動詞、目的語、補語を見つけてください。
今までのレッスンでしっかり勉強していても、わからなかったかもしれません。
一緒に考えてみましょう。
「誰が」妹に本をあげたのだと思いますか。
「彼女」ですね。
よって、「彼女は」は主語です。
彼女は「誰に」本をあげたのだと思いますか。
「妹」ですね。
よって、「妹」は目的語です。
彼女は妹に「何を」あげたのだと思いますか。
「本を」ですね。
よって、「本を」は目的語です。
彼女は妹に本を「どうした」のだと思いますか。
「あげた」のですね。
よって、「あげた」は動詞です。
この文には目的語が2つありますね!
主語 | 目的語1 | 目的語2 | 動詞 |
彼女は | 妹に | 本を | あげた |
この文は「主語+目的語1+目的語2+動詞」の形になっています。
このように「主語」「目的語2つ」「動詞」からできている文を、英語では第四文型の文といいます。
ちなみに、第四文型の文は、英語では「主語+動詞+目的語1+目的語2」の語順になります。これについては今後学習するので、今は「主語、動詞、目的語2つからできている文を第四文型の文というんだ」くらいの理解で構いません。
第五文型は「主語+目的語+補語+動詞」!
例題を解いてみましょう!
例題5
「彼女は彼を幸せにした。」から、主語、動詞、目的語、補語を見つけてください。
今までのレッスンでしっかり勉強していても、わからないと思います。
今後、しっかり学習するので、ここでは結論だけを紹介します。
主語 | 目的語 | 補語 | 動詞 |
彼女は | 彼を | 幸せに | した |
この文は「主語+目的語+補語+動詞」の形になっています。
このように「主語」「目的語」「補語」「動詞」からできている文を、英語では第五文型の文といいます。
ちなみに、第五文型の文は、英語では「主語+動詞+目的語+補語」の語順になります。これについては今後学習するので、今は「主語、動詞、目的語、補語からできている文を第五文型の文というんだ」くらいの理解で構いません。
5つの文型をしっかり覚えよう!
まとめます。
<日本語>
・第一文型:主語+動詞
・第二文型:主語+補語
・第三文型:主語+目的語+動詞
・第四文型:主語+目的語1+目的語2+動詞
・第五文型:主語+目的語+補語+動詞
<英語>
詳しくは後で学習しますが、ついでに覚えてしまいましょう!(余裕がないなら、今は覚えなくてもいいです)
・第一文型:主語+動詞
・第二文型:主語+(be)動詞+補語
・第三文型:主語+動詞+目的語
・第四文型:主語+動詞+目的語1+目的語2
・第五文型:主語+動詞+目的語+補語
これらの形をしっかり覚えておきましょう!
英語ではすべて「主語+動詞」となっているので、覚えやすいですね!
文型の練習問題
練習問題です。
練習問題1
下の文から主語、動詞、目的語、補語を見つけて、第何文型か答えてください。
1.彼は彼女に人形をあげた。
2.あのひとは、彼の父親です。
3.彼は手紙を書いた。
4.彼女はテニスをしている。
5.彼の兄は走っている。
文型の練習問題の解答
練習問題の解答です。
練習問題1
1.第四文型
・彼は → 主語
・彼女に → 目的語1
・人形を → 目的語2
・あげた → 動詞
2.第二文型
・あのひとは → 主語
・彼の父親 → 補語
3.第三文型
・彼は → 主語
・手紙を → 目的語
・書いた → 動詞
4.第三文型
・彼女は → 主語
・テニスを → 目的語
・している → 動詞
5.第一文型
・彼の兄は → 主語
・走っている → 動詞